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JBLスピーカー4312Mを購入して思ったこと

この1年くらい自宅の音楽環境が急変している。元々音楽大好き人間だったのでこのところはとても素敵な音楽趣味ライフが送れていると満足している。いろいろたくさんお話したいことがある中で今日はまずはその中で一番感激したことを備忘録がてら記しておきたいと思う。

DACというデジタル→アナログへの変換のできる電化製品が安く購入できるようになって私の場合この1年くらいでその恩恵をたいへんよく享受させてもらっていると思う。この10年くらいで、音楽鑑賞の具体的な手段が従来のレコードやCDなどの音源からPC音源や音楽サブスクなどの完全デジタル音源に置き換わわりつつある。

しかも、その音質向上が確実に進められており、優秀な半導体チップを内蔵したDACアンプが安価に出回ることで従来は何十万円もする高価なアンプの音質を凌駕するレベルに至っている。その結果アナログ時代の素晴らしいスピーカーがそのまま手短かに使えるようになることで従来の音質追求が可能な状況になっているように思われる。

ピアノのシングルトーンが重く響く。私のお気に入りのソニー・クラークやバド・パウエル、ウィントン・ケリーら1950年代60年代のブルーノートやプレスティッジ等のジャズレーベルのピアノ音源が重厚に響くのである。DALIやB&Wも各々複数所有して聴き比べているが決定的に差異があるように思われる。21世紀のピアノジャズを聴いてもピアノの音色が強靭で明るく響くのは格別のものがある。小さいながらJBLの伝統を反映しているものと思われる。

ジャズ喫茶が盛んだった1980年初頭に私は学生時代に京都や神戸などのジャズ喫茶に足繁く通ったものである。いわばJBLやアルテックの大型スピーカーの音色によってジャズに魅了された世代である。ジャズの良さをそれらのスピーカーの音色とともに感得してるので、つい最近今回の4312M購入を機に改めて懐古の感激とともに再会したという印象である。

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