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妻のトリセツ

不機嫌な妻

「理不尽な不機嫌」、「執拗で鮮明すぎる記憶」、「繰り返される小言」、「一言うと十返って来る罵倒」、「若い頃の可憐さとは裏腹の鉄のメンタル」など、世にも恐ろしい妻と一つ屋根の下に暮らすことで命を削られていると感じる男性はいませんか?

結婚して何十年も仲睦まじく二人で人生をまっとうできたらどんなに幸せなことでしょう。しかしながら、そんなカップルはほんの一握りで、熟年離婚、卒婚、家庭内別居など一定の距離を置くことが多いようですね。

あるいは、外からはいい夫婦に見えても実際には夫の方が虐げられていて、その結果として夫が病気がちになったり早死にするというパターンが多いのかもしれません。

女性と男性の脳はまったく違うのですね。せっかく築いてきた夫婦関係を破綻させるのはやはりもったいないことです。男性は妻の不機嫌や怒りの理由を少しでも理解してうまく妻と接していく必要があるように思います。

妻とのパートナーシップ

長年ビジネスで培った能力を持つ男性は、この妻とのパトナーシップを一つのビジネスと捉えて、「夫」という役割をどう演じていくかその対策を戦略として講じていかねばならない、老後の夫婦生活はそれくらい人生を掛けたハードなものなのかもしれません。

それくらいの心構えがないと、元は赤の他人である「妻」という女性と一つ屋根の下で平和に暮らすことはできません。互いに愛は無くても情が残っていればなんとかなるはずです。

最近、私はある書物に出会いまして、まさに目から鱗が落ちるような感覚を持ちました。しかも、妻の不機嫌の理由とその種明かしがされているばかりか、夫側の対策まで教えてくれています。

私個人的には、卒婚が進行中であり、改めてまた一緒に暮らすということがどんどん困難になってきているように思いますが、この書物ともっと早くに出会うべきでしたね。

その書物は、黒川伊保子著「妻のトリセツ」(講談社、2018年10月)です。まさに感謝です。ありがとうと言いたいですね。新幹線に乗る前に買って降りる頃には読み終わっている150ページほどの軽い書物です。

命を削ってでも一緒に暮らすか、決別して孤独に暮らすか、どっちの選択も決して望ましいものではありません。パートナーのことを理解してパートナーと共存できる道を歩めばセカンドライフはもっと楽になるかもしれません。

妻のトリセツ (講談社+α新書) [ 黒川 伊保子 ]
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