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どくだみ茶

日常的に飲むお茶やコーヒー・紅茶などの嗜好品は確実に健康に影響を与えますね。今日は、母から教わった「どくだみ茶」についてご紹介しましょう。

老母が毎年手作りのドクダミ茶を愛飲していて、私も実家に帰省するといつも薦められて飲まされていました。若い頃はそんなに美味しいとは思えませんでしたが、今は健康に良ければ生活に取り入れたいという母の気持ちがわかるようになりました。

最近は自宅で日常的に飲むようにしています。意外にも持病の歯周病に効果があることを実感して継続できそうな勢いです。いったいどんな効用があるのだろうと思って、どくだみ茶について少し調べてみました。

どくだみはそこいらで見かける雑草

どくだみはよく見かける雑草です。生命力があるので道端や住宅周辺のどこでも繁っています。花は白く5〜7月に咲きます。こんな身近なありふれた雑草が薬草として非常に名高いのは灯台下暗しとはまさにこのことだと思います。

他の草が生えなくなるほど生命力があり、放置すると一面ドクダミだらけになるようです。強い臭気があり、地下茎を伸ばして蔓延(はびこ)るため、しばしば邪魔な難防除雑草の扱いを受けるようですね。

どくだみ茶の効用

どくだみは薬草の中でも昔からよく知られており、漢方では生薬名で魚腥草(ぎょせいそう)、日本では十薬(じゅうやく)と呼ばれています。薬効が多岐に渡ることから十薬と名付けられたとも言われています。

名前の由来は、特に毒下しの薬効が顕著であるので、毒を抑えることを意味する「毒を矯(た)める」から「毒矯め」が転訛して「毒矯み」と呼ばれるようになったという通説があります。

その効用はいろいろありますが、まずはデトックスです。カリウムを多く含むので体内の余分な毒素や老廃物、水分を排出してくれます。そのため、ニキビや吹き出物に効果があります。

また、カリウムはナトリウムの尿中への排泄を促進し、血管を拡張させて血圧を下げる働きやインスリンを増やして中性脂肪を低下させる働きがあります。つまりは、高血圧や動脈硬化、さらには糖尿病の予防になるということですね。

野菜や果物を多くとることが推奨されていますが、それはカリウムやマグネシウムなどのミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富だからです。どくだみにはカリウムが豊富でマグネシウムや食物繊維も含みますので、野菜や果物と同様の効果があるという訳です。

また、クエルシトリンという成分によって便が柔らかくなって便秘が改善します。さらには、クエルセチンという成分は毛細血管を丈夫にする作用があります。

抗菌作用は乾燥させて煎じるお茶には少ないですが、生葉には臭いの成分であるアルデヒド類による強い抗菌作用があります。生葉は外用薬として、 おでき、はれもの、あせもなどに有効に作用します。

どくだみに含まれる化学成分

最後に化学成分を記載しておきます。

  • デカノイルアセトアルデヒド :生のドクダミに特有の臭気成分で抗菌作用、抗カビ性がある
  • ラウリルアルデヒド :ドクダミ特有の臭気成分で抗菌作用がある
  • クエルシトリン :利尿作用、動脈硬化の予防作用
  • クエルセチン :毛細血管を丈夫にする作用、利尿作用
  • カリウム塩 :利尿作用、動脈硬化の予防作用
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