老化とともに歯の不具合は避けがたい問題ですね。特に歯周病は知らぬ間に進行して最終的には歯が抜けるという厄介なものです。歯周病ケアには毎食後の歯磨きと定期的な歯科医での歯石除去が必須ですね。
たとえ丁寧に歯磨きしたつもりでも食べ物のカスが残ってしまうことがあります。たまに歯肉炎で出血したり歯石が少しずつ蓄積していきます。ここでは歯周病対策として私が実践していて効果があるプラスαのケアについて紹介してみたいと思います。
プロポリス入り歯磨き
プロポリスはギリシャ語で「敵の侵入を防ぐ城壁」という意味で、“天然の抗菌物質”と呼ばれています。ミツバチはこのプロポリスを巣内の隙間に塗り付け、巣の修理補強や外敵の侵入などを防止し、巣の中を衛生的に保っています。
この抗菌性のある天然物質をデンタル歯磨きに混ぜることで歯周病に効果があるということです。私も長年毎日2〜3回歯磨きの際に使っていまして、口の中のネバネバが無くいい感じの状態が保たれています。
普通の歯磨きに比べたら少し高価になりますが歯周病が進んで大切な歯が抜けたり治療に高額な費用を使うことを思えば安いものだと思います。夜中に歯周病は悪化しやすいので寝る前だけでもこれを使えば効果的に予防できるかもしれません。
プロポリス入りの歯磨きはアマゾンで購入できます。少し高価ですが一度これを使いだすともう他の歯磨きに浮気する気がなくなります。それほど効果があります。
ユーカリうがい
もう一つはアロマですね。アロマオイルにもいろいろありますが、その中でもユーカリがいいですね。抗菌性のあるアロマオイルは他にもティートリー、タイム、レモングラス、ペパーミントなど数多くあります。
ティートリーは身の回りでよく使われているようです。例えば、ベポラップという小児用の胸に塗るタイプの風邪薬ではその成分を呼吸して吸うことで喉などの抗菌に使われています。
口の中にはいろいろな菌が住み着いています。歯周病菌のような悪いものだけでなく乳酸菌などの良いものもありますね。あまりに強い抗菌剤を使うと良い菌まで一網打尽にしてしまうのはよろしくありません。
その点、ユーカリは歯周病菌に有効で他の良い菌には無効な抗菌機能を持っていることがわかってきています。ある企業はこのユーカリ成分の効果を研究成果として公表しています。
https://www.j-cast.com/trend/2015/07/29241441.html
私の場合はこのエッセンシャルオイルとしてユーカリを購入して使っています。自宅では水数百ccくらいに数滴入れてよく混ぜたものを作って、朝夜にそれでうがいすることで歯周病菌の活動を抑制しています。
エッセンシャルオイルはアマゾンなどで比較的安価に購入することができます。ティートリーは風邪予防が期待できるので、上のうがい水に少し入れています。毎日続けて習慣にすることは身体に優しく負担のないものがいいですね。プロポリスやアロマのユーカリは天然のものなのでとても安心です。