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フライパンの話

シニアにとって毎日の食生活習慣は健康維持のために非常に重要な要素だと思います。食材の選択に加えて、どのように調理するかという調理方法も同様に重要と思われます。食材の持つ栄養成分を消化によい状態でできるだけ多く適切に体内に取り込むという視点ですね。今回は、毎日のように使用するフライパンについて書いてみたいと思います。

フッ素樹脂加工のフライパン

フライパンはテフロンなどのフッ素樹脂加工のものが一般的ですが、耐久性に問題があるので毎日のように使っていますと2年かそこらでフッ素樹脂が剥がれてきて焦げ付きやすくなりますね。最初は定番のTefal製を使ってましたが使い方が悪かったのかしばらくしてテフロンが剥がれて焦げ付くようになりました。

日々使っていることを思えば数年に1回買い換えるくらいならまあ安い消耗品ということで許容できるかもしれません。私はそれがあまり好ましく思えないタチなので毎回異なったフライパンをいろいろ試し買いしてきました。

鉄製フライパン

鉄製のフライパンは空焼きや油通しをしたり使いこなすまでにそれなりの慣れが必要ですが、熱通りがよく野菜炒めなどはパリッと仕上がったりでいい感じです。が、油を相当量を使用したり、油を熱した際に煙を発する(=酸化されている)など、シニアの健康維持には不都合なようにも思いました。

同じ鉄製でも窒化処理されたものがあって、錆びにくく油なじみがよいというので、東急ハンズで購入したものを現在も使っています。比較的安価でかつ鉄製に比べて重くもなく熱通りが抜群によいこともあって炒め物などでたまに使っています。

スイスダイヤモンドのフライパン

現在、私が一番よく使っているのがスイスダイヤモンド社のフライパンです。10数年の一人暮らしで6個目のフライパンになります。かなり高価です。しかしながら、評判がよいので思い切って購入しました。5年くらい使えればまあいいかなという感じですが、使い方次第では一生ものとなるようです。結局、高いけどいいものを長く使うことを選択してみたというわけです。

スイスダイヤモンドのフライパンは、基本はフッ素樹脂加工のタイプですが、ダイヤモンドのコーティングが施されているので通常のテフロンのものに比して耐久性が圧倒的に高くなっています。同じくフッ素樹脂加工にマーブル(=大理石)でコーティングされたものもよく知られています。ダイヤモンドの方が少し高価になりますが、スイスダイヤモンド製はナノサイズのダイヤモンド粒子が分散させているのでより耐久性に優れているのかもしれないと考えました。

ダイヤモンドは熱伝導性が良いので短時間でムラなく火が通り、食材を傷めず素材を活かした調理ができること、安定した熱を保つため、中火・弱火で十分火が通り温度も下がりにくい、また、油も最小限の量で十分と言ったメリットがあります。

目玉焼きや焼き餃子などが焦げ付きの心配なくパリッと仕上がるのは料理をしていて気持ちよいものですね。使い方として、高温の状態でなく冷めてから洗う、金属製の硬いもので傷を付けないの2点を守れば、洗いは洗剤を使えますし、錆びることもないのて管理がしやすいです。

サラダ油などのオメガ6脂肪酸や調理中の酸化によるトランス脂肪酸の摂取をできるだけ抑えたいので、少量の油をしかも酸化されにくいオリーブオイルやバターなどを使って調理ができるのは好ましいと思っています。窒化処理された鉄製のフライパンとこのスイスダイヤモンドのフライパンの2種をうまく使い分けて、これからさらに健康によい料理を日々作っていきたいと思っています。

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